「鹿児島の夜に残る航跡」

江戸時代、薩摩の若者たちは命懸けで海を渡りました。

密航という形で英国へ向かい、見知らぬ世界の技術を学び、持ち帰った——いわゆる「薩摩スチューデント」と呼ばれる人々です。

彼らが船で海に刻んだ航跡は、やがてこの土地の未来につながっていきました。

そしていま、夜のグラスには、英国から渡ってきたウイスキーが静かに注がれています。

焼酎の土地として知られる鹿児島でも、蒸留の技が積み重なり、ウイスキーという別のかたちで、また世界へ手を伸ばしはじめています。

薩摩スチューデントが船で海に刻んだ航跡のように、鹿児島で生まれるウイスキーの航跡をたどる。

「琥珀ノ航跡」は、その視点から鹿児島のBARを訪ね、ウイスキーの“いま”を記録していきます。

#001 Coming soon…